本を読むということ
最近は、案件の方が落ち着いてきて、クライアントに左右されなくなってきたので、自分の時間が持てるようになってきた。
自分の時間が持てるようになると自ずと、考える時間やインプットする時間が増えてくるので思ったことを綴ろうと思う。
最近、大事だなと思うことは教養が大事だな〜と。
そう思ったのも、リーダーの教養書という1冊の本を先日手にして、
マイクロソフトのビル・ゲイツ、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、アマゾンのジェフ・ベゾスといった米国のトップ起業家はみな歴史、文学、科学に精通した教養人だ。
一方多くの日本人ビジネスパーソンは、目の前の仕事や業績を気にしすぎるがゆえに、「ジャンクフードとしての知」に頼りすぎている。
流行りのビジネス書を何十冊読んだとしても、深い教養が無ければ、時代性という「今」に振り回されるだけで、未来を見通すことはできない。すなわち短期的な成功で終わってしまうのだ。
こちらの一文を目にしたのだ。
インターネットが発達して、誰でも最新の情報にアクセスできるようになり時代の流行りについて知ることができるようになった。
そこでSNS上やNewsPicks上で飛び交っているあたかも自分には教養があるように見せかけた コメントはただの時代に振り回されているだけなのである。
そこには自分が生み出した未来を描くことはできず、ただ、流行りのビジネス書を通して学んだ浅い教養でしかないのだ。
浅い教養はただのビジネス書から生まれたコピー人間でしかなく、自分の思い描く未来は見据えづらい。
世界的なトップ起業家は流行りのビジネス書を通して今のサービスが生まれたのではなく、共通して歴史・文学・科学に精通して深い教養を身につけていたのだ。
深い教養を身につけるとはただの流行りを追うのではなく、幅広い分野の学びを通してそこから導かれる未来を自分で描けるということ。
ここにかなりの共感を得た。
いきなり流行りという名の答えを求めるのではなく、なぜその答えになるのか根拠を見つけるために教養が必要ということなのだ。
これからは、幅広い分野の本を読んでいこうと思った。